学長あいさつ/通信教育部長メッセージ
学長

遠くからでも、近くからでも、楽しく学んでみませんか

 通信教育部を志望される方は居住地、就労や就学などの制約があり通学制大学での修学が難しい方と思います。そういう方は社会人、専門学校生、主婦かもしれません。就学の動機は、専門性を身に付けて仕事に活かしたい、仕事の都合で資格取得が求められている、あるいは知的好奇心を満たしたいなど様々でしょう。
 20世紀末から科学技術の進歩は一段と加速し、新しい産業や職種が生まれ、変化に対応する高度なスキルを習得することが求められています。また人生百年時代を迎える中で、一旦立ち止まって豊かな生き方を探すために大学の門をたたく方も増えるでしょう。学びの姿勢も変わり、「学ぶ」に加えて「学びなおし」「学びつづける」のパターンが現れてきました。皆さんもどれかに当てはまるでしょう。
  通信教育は、皆さんの修学に対する障害を取り除いて、皆さんの目的に見合った教育を提供する素晴らしいシステムです。本学通信教育部は、人生の中での新しいキャリアを目指して学ぶ方々をサポートすることが重要と考え、カリキュラムや学習システムを設計しています。通信授業では、基礎から高度な専門までを自ら学習し、レポートや試験として集大成します。スクーリングでは、共有の場で学問を体感すること、そして対面することで学ぶ仲間たちや教職員と交流を深めてもらいます。普段は自分の時間に合わせて一人で学んでいても、スクーリングを通して学生同士そして教職員と共感して学びあえます。
  「・・が分かるようになった」「・・・の資格が取得できた」という時が来るでしょう。その時に今までとは違う景色が見えます。この感動は何物にも変え難いものです。様々な障害を乗り越えて本学通信教育部で学ぶ皆さんには、それぞれの目的に見合った学びを進めると同時に学びの楽しさを実感して下さい。あせらず、あきらめずに最後まで学び、新しい世界を見ましょう。
部長
継続的に通信教育で学習していくコツは、余裕のある年間学習計画を立てること。
日々の日課の中に勉強する時間を組み込み、ちょっとした合間を活用して机の前に座る習慣をつけることが大切です。
少しでも勉強する習慣を作ること。それが成功の秘訣だと思います。

【主な担当科目】
比較文化論B(欧米と日本)、コミュニケーション論、
説得交渉学Ⅰ・Ⅱ、対話とレトリック、社会心理学、社会と法