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スマートデザイン学科へ異動になりました(ご挨拶)( デザイン学科 廣瀬伸行)

研究室からこんにちは(デザイン学科)
 2019年4月からスマートデザイン学科へと異動になりましたので、ここで、お世話になりました皆様への挨拶をさせていただければと思います。
最初に通信教育部の配属になったのは2003年4月でした。この時は短期大学の所属でした。2007年4月から大学の所属として、合計16年にかけて様々な業務や科目を担当させていただきました。大学院を通信教育課程で修了しましたので、通信で学ぶ皆様の苦労を体験していることもあり、働きながら学ぶ学生の皆様には常に誠意をもって対応することを心がけていました。
科目担当以外の業務を振り返れば、デザイン学科が課外活動として実施していた日韓学生作品交流の「Action」が思い出深い経験でした。活動最後の年にあった日本デザイン学会の秋季企画大会(2014)の学生プロポジションを紹介し、学生が活動内容をまとめて発表したことで優秀賞をいただいたことは、続きてきた活動に対する外部からの評価としてうれしい出来事でした。
その他の業務ではインターネットを介した情報提供サービスとeラーニング化について、学生の皆様の声や事務職員の皆様、学科の先生方と協力して、ひととおりの形として実現してきたことは大変感慨深く思っています。度々不具合を起こして、その節は皆様に大変ご迷惑をおかけしました。まだまだ課題があり、改善の余地もあります。後任の方々へ引き継いでいただきましたので、より良く安定して学習できる環境となっていくことと思います。
さて、改善や改良を重ねて育ててきた担当科目も手放し、正直、寂しいところもありますが、異動先の「スマートデザイン学科」という何やら新しい言葉にも魅力を感じています。
 スマートという部分はAIやデータマイニング、IoTなどの新しい情報技術を指していますが、もう一つのテーマが「ひとにやさしい」です。今、様々なことにコンピュータが活用されることが当たり前になっていますが、これからAIを活用することがあたり前になっていく時代の中で、人のためにAIや新しい情報技術を活用でき、課題を見つけ、その解決を形にできる人を育てていく学科であると考えています。
「スマートデザイン」ということで、改めて勉強しなければならないこと、技術の発展と共に勉強していかなければならないことが次々と生じますが、働きながら勉学に励まれていた学生の皆様の姿を思い出すと、なんだかやる気が出てきます。学び続けられることを信じさせてくれる学生の皆さんや、楽しそうに学ばれていた学生の皆さんと関われたことは大変貴重な経験であり、まさに人生の宝です。
異動になった後も2019年度も通信科目は引き続き担当しますのでよろしくお願いいたします。
愛知産業大学通信教育部
デザイン学科講師 廣瀬伸行