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新入生のみなさんへ(デザイン学科 廣瀬伸行)

研究室からこんにちは(デザイン学科)
ご入学おめでとうございます。
入学された皆様には、各々の志望動機があることと思いますが、私が感じるのは働きながら学ぶという相当の覚悟と、学ぶことで自身の可能性をより広くする、あるいは、目的を見据え着実と進むという志です。皆さんのように自分を自分で高めていく志があり、実践されていく方々を真に学生と呼ぶのでしょう。そんな皆様には、科目ごとに設定されている目標に加えて、学び方を学ぶという視点も持っていただけるとよりよい学びにつながるのではないかと思います。
さて、私は、プロダクト文化論、近代デザイン史、CG演習や立体造形基礎、コンピュータ演習A・B、情報コミュニケーション論、サイン・グラフィックデザイン概論など、1年次入学生がよく受講される科目を担当しています。
一見してとりとめのない科目を担当しているように見えますが、近代デザイン史やプロダクト文化論、情報コミュニケーション論は、俯瞰すれば、デザインとは何か、時代の変遷の中でデザインという行為の変容と変わらないところを検討しつつ、情報社会とデザインの関係の見方を学ぶことができるでしょう。今の社会は、情報技術のステップをさらにもう一段進めて、様々な事に活用する様相を見せています。生活や環境を提案していく私たちが、どのように関わっていく可能性があるのかを考えていきましょう。
立体造形基礎やCG演習、コンピュータ演習A・B、サイン・グラフィックデザイン概論は、アイディアや考えを形で吟味し、視覚化して提案する手段の学び方を得ることができると思います。
まずは、シラバスを読み、ポイントに従って教科書を読む。そこから始めましょう。躓いたときは、オープン教室や通教オンラインのQandAなどで相談してください。
スクーリングの受講、課題の提出、オープン教室での相談、お待ちしております。